皆さんこんにちは。インターネット委員の芝生です。
7月に多い一般家庭から寄せられる相談はクロアリ、コバエ、クロゴキブリ、ダニ、ハクビシンが特に多くなっています。
ゴキブリ1匹みたら100匹いる という話を聞いたことある方は多いと思います。
これは本当の事なんでしょうか?
私の見解では、少し異なります。
皆さんがよく見る黒くて大きいゴキブリは野外などに生息する事が多く、繁殖力もそれほど高くありません。ですのでご家庭で見かける黒くて大きいゴキブリを1匹みても、100匹いるとはいえません。
しかし、飲食店でよく発生しているチャバネゴキブリは違います。
繁殖力が非常に高いので、雌雄そろって侵入された場合、1年後1万匹になっていてもおかしくありません。
■計算根拠
チャバネゴキブリの寿命は約4~5ヶ月 1個の卵鞘内の卵の数40個
【第1世代】オスとメスのチャバネゴキブリ 1匹ずつ
【第2世代】1個の卵鞘内の卵の数40×メスが一生に産む回数5回=1匹のメスが産む子の数200匹
【第3世代】200匹中オスとメスが半分ずつ(100匹ずつ)、半数が生き残った場合
メス「50匹」× 1個の卵鞘内の卵の数「40」×メスが一生に産む回数「5回」=10,000匹
10,000匹÷(オス1匹、メス1匹)=5,000匹
従って、都市伝説を検証すると
ゴキブリ1匹みたら100匹いる。は本当か?
黒くて大きいクロゴキブリの場合、考えにくい。
しかし、チャバネゴキブリの場合、十分考えられる
ということになります。
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